2005 北海道〜東北 あとがき
今年の北海道ツーリングを振り返ってみると 反省点や走ってみての収穫など
得るものが多く有意義なものになりました。

とにかく思いっきり走りたかったため 無謀にもフェリーチケットを解約してまで
青森に渡ってしまいましたが 結果的にバイクの耐久テストになってしまいました。

レポートの中では かなり愚痴も多く ハンターカブの難点を並べていますが
帰宅してみて冷静に考えてみたら 文句を言うどころか このバイクの優秀な点が見えてきました。

夏場 気温35℃を越えるツーリングは 路面温度なら50℃くらいになります。
タイヤの異常な磨耗と エンジンのオーバーヒート傾向は 当然のことです。
小排気量バイクは バイパス道路をツーリングするときは ほぼ全開に近い走行になります。


わずか105ccの4スト空冷エンジンで 1日13時間以上の連続走行は かなり過酷なものです。
エンジンがダレてくるのは あたりまえ。それを察知して 休ませてやらなければ やがてはピストンかシリンダーか クラッチか どれかが焼きついてしまいます。

以前 250ccクラスのオフロードバイクで 北海道からの帰りにトラブルを起こして 困った経験が2度あります。

ひとつはミッショントラブル もうひとつはクラッチが焼きつきました。
このときは私も まだまだ無知な初心者のバイク乗りでした。

原付2種で同じことをして 無事帰れたんですから これはバイクが優秀だったのです。

オイルは きっちり1000kmごとに 新しいものと替えるよう留意しました。
ちょっと交換時期が早いように思われる方もおられるでしょうが 
カブ系のエンジンは 実質上オイルエレメントが交換できない為 オイルの劣化が早いようです。

知り合いの信頼のおける 2,3のバイク屋さんに聞いても やはりカブのオイル交換時期は1000kmと 判で押したようにおっしゃいます。

今回これを実感しました。

タイヤとチェーンの磨耗については 私の計算違いでした。
夏の北海道ツーリングに備えて グレードの高いものに交換するべきだったのです。


さてツーリングを終え 現在走行27000kmを越え 28000kmに達しようとしているハンターカブですが すこぶる調子がよく 以前よりも力強くなったようです(信じられないことですが)

真夏の炎天下では ややダレ気味のエンジンですが 涼しくなった秋 調子を上げてきました。そういえば 今年の2月には一番調子がよく 冬に元気なエンジンだったことを思い出しました。
ですから もうひと冬付き合ってみて 来年に向けてテストをしてみようと思います。

さて 次はどこへ行こうかな?
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